どんな緊張対策していますか?

吹奏楽

いつも練習お疲れ様です。
やっぱり本番で演奏するとき、緊張しますよね?
私はめちゃくちゃ緊張します!私は緊張すると呼吸が浅くなってしまい、音がショボくなったり、普段と違うところでブレスしてちょっとパニックになったりと・・・

今日は緊張と向き合うお話です。

なぜ緊張するのか?

緊張する原因は色々あると思いますが、基本的には「心配」「不安」を感じたり、本番でも良いパフォーマンスを求めようとすると緊張する傾向にあります。

  • 本番でミスなく演奏できるだろうか?
  • 本番でソロがうまく吹けるだろうか?
  • 金賞、代表になれるだろうか? など・・・

自分がめちゃくちゃ練習して、不安を取り除いた状態で本番に臨めたとしても、一緒に演奏する後輩はうまく吹けるだろうか?あの人のソロは本番大丈夫だろうか?と他人のことを心配しだして、結局自分も緊張してしまうパターンもあります。
また、後輩が本番前に緊張していて、それをもらってしまうパターンもあります。

メンタルコントロール

私自身の経験ですが、緊張した自分に対して「リラックスしよう!」「緊張しないようにしよう!」と言い聞かせても、効果はないですね・・・むしろ逆効果でした。
「失敗しても大丈夫!」とイメージしても、どこかでやっぱり成果を求めようとする自分がいて、より「緊張」を意識してしまうことになりがちです。

私が効果があると思うメンタルコントロールは、緊張してきた際に、「ちょっと興奮してきたな!」「ちょっとワクワクしてきたな!」と言い聞かせることです。
緊張してきた自分を受け入れつつ、脳にポジティブな印象を刷り込ませることで、少し気が楽になることがあります。
皆さんも試してみてください!

プロに聞く緊張対策

以前、とあるプロ奏者の方に緊張対策について話を伺ったところ、プロでも常に緊張はするが、その緊張感の中で高い集中力を発揮できるようにトレーニングしているとのことでした。

例えば、普段の練習でも誰かに演奏を聴いてもらうとか、本番をイメージして毎日の合奏に臨むといったように、日々の練習でも常に緊張感のある状態をつくり、その中でパフォーマンスを高める習慣をつけることが大切ということです。

目からうろこですね!

緊張すること自体を否定したり除去することを考えてはダメで、まずは緊張することは当たり前だと受け入れましょう。その中で普段から緊張感をもって練習することが、一番の緊張対策なんだと思います。

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